猫と人。繋がるものがたり ネコット

ネコカフェ 2023.09.12 えこねこカフェは「里親募集型猫カフェ」

池袋から西武池袋線に乗って10分。練馬駅から歩いてすぐの千川通り沿いに「えこねこ」はあります。かわいい扉を開ければ、もうそこは猫の保育園みたい。約15匹の猫たちがいます。

オーナーの小林陽子さんとお世話担当の松木さんが猫たちと一緒にお迎えしてくれます。

左の写真はここにいる猫たちのプロフィール写真。
左の縦に並んでいる5匹の猫たちは、現在里親になっていただく予定のお家でトライアル(慣らし保育中)だとか。

伺った時間は猫たちのお昼寝タイムのようで、みんな気持ちよさそうに寝ていました。
お昼ご飯を食べるとそれぞれが好きな場所でお昼寝するようです。
その様子はまるで保育園のよう。
中には私たちに気が付いて、起き出してきて「このおもちゃで遊んで~」と催促してくる子もいます。

オーナーの小林さんは「猫が幸せになれる場所を作りたいと思って・・・」と。
1匹づつの猫たちに対する愛情が、それを見ただけで伝わってきます。
猫ちゃん達が寛げる場所をちゃんと考えていらっしゃる。
部屋の中央はホールのようになっていて、みんなと遊ぶ場所、壁の周りは猫たちが一人で過ごせるキャットタワーやゆりかごや猫走りなどが設置されています。

どの子ものびのびととても穏やかな優しい顔をしています。ここに来るまでの逆境を想像することができません。
えこねこは、保護猫を引き取って、安心して新たな家族に出会うまでの場所です。
ここでは里親の元に巣立っていく事を〝卒業〟と言っています。

お客さんが一時的にしろ、えこねこで猫と遊んでくれて、猫と繋がりができた人は、猫ちゃんが巣立つ卒業の日に、わざわざ見送りに来てくれるのだそうです。
だからブログには、必ず猫ちゃんの卒業の情報(里親のところに行く日)をアップするのだそうです。

「人が猫を選ぶのではないのですよ。猫が来てくれた人の中から自分で選んで仲良くなっています」と。
私たちにハッと気づかせてくれる言葉ですね。
猫ちゃんが選んでいるのですよね。

この子達は捨てられていたり、虐待を受けていたり、中には目が見えない仔や、行政処分寸前だったり、みんな重い過去を持っています。
けれど、今はこんなに穏やかで安心しきった顔で日々過ごしています。
みんな優しい里親さんが見つかるといいですね。

「里親募集型猫カフェ」とは

エコカフェは猫ちゃんと触れ合える場だけでなく、相性や性格をみて気に入った猫ちゃんを手続き後に家族に迎えることができる猫カフェです。

猫ちゃんを家族に迎え入れたいと考えている里親希望の方はもちろん、 猫ちゃんを飼えないけれど大好きで触れ合いたい方、 猫ちゃんと触れ合ったことはないけれど、興味があって…という方など様々なお客様が来ています。
里親制度はコチラ http://ekorepo.xsrv.jp/mop/necocafe/foster/

えこねこの特徴

「桜台ペットクリニック」の小林院長がネコちゃんたちの健康管理をしているので安心ですね。

「えこねこ」のネコちゃんたちは、「NPO法人リトルキャッツ」によって保護されたネコちゃんたちの新たな幸せ探しの場でもあるのです。

※リトルキャッツは飼い主の事情で放棄をされた犬猫、および行政処分になる犬猫の新しい飼い主探しなど、命と希望をつなぐさまざまな活動を行っています。

※諸条件があり、すべての方に譲渡できるとは限りません。

カフェ料金・ご利用時間について

始めの1時間までフリードリンク込み1200円、以降30分ごと500円
滞在時間が5分を超えた時点で延長料金の適用となりますのでご注意下さい。
※ご滞在時間=退店のご準備をされないまま5分が過ぎていた場合とします。
ご予約有/無どちらでもご入店できますが、予約無しの場合の利用時間は1時間です。
但し予約優先でのご案内になります。
予約の方で定員となっている場合はご案内できません。その旨ご了承をお願いいたします。事前に予定を決められていて必ずご入店されたい場合、ご来店人数が3名を超える場合は予約を頂いてのご来店が安心です。

詳しくはコチラをご覧ください。

https://necocafe.co.jp/#cats

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